Optician Pride  ~株式会社アビット 眼鏡事業部 代表 渋谷ブログ~

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2010年 05月 30日 ( 1 )


2010年 05月 30日

調光レンズ体験キット と 意見

先日HOYAさんから、こんなキットが届きました。
a0150916_16525033.jpg


この上についているのが調光レンズ(と言うなとHOYAさんは言いますが、ややこしいので本日は調光レンズで通します)
原理は、少々難しいのですが、レンズ素材にハロゲン化銀を混ぜ、紫外線によるハロゲンと銀の可逆的結合で着色、退色するという物です。つまりは色が紫外線に反応して濃くなるレンズなのです。

従来の体験キットはレンズだけおいてあって「外に出すと発色する」という物でした。
当然、雨や夜間では体験していただけません。そこでHOYAさん考えました。
よし、ブラックライトを着けよう(多分)」 と
写真上の下の穴から青い光が出ていますが、
ここに退色状態のレンズを(とはいえ少しだけ色ついてます)
a0150916_16593182.jpg

入れると・・・

こうなります。
a0150916_1701710.jpg

簡易的に効果が試せていいキットだとは思います。
遊ぶときは店員に声かけてください。危ないので基本的には電源入れてません。

調光レンズ自体は「昔はガラスであたりまえに流通」していたのですが、最近は確かに「知る人ぞ知る」という感じにもなってはきています。若い方に話すと「すごーい、何それ?」といわれることもままあります。

さていつもの事ながら 良い点があれば悪い点があります。


・2~3年で発色も退色も鈍くなる
・発色は早いが、退色は遅い(それでもHOYAのサンテックネオは早くなりましたが)
・意外にもドライブには使いにくい
(UVカット付のガラスの中では反応しませんし、ついてないガラスならトンネルのとき暗くて危ない)


そして、今回の意見の大きな点

温度が高いと最大まで濃くなりにくい
つまり・・・
冬が強くて、夏には弱い商材」なんです。

これは眼鏡屋さんなら(メーカーも)、誰でも知っている事なのですが、なのに

メーカーは何故夏にキャンペーンをしたがる?

熱い夏=紫外線=目を守らなきゃ のイメージがお客様にはあることは事実です。
当然お客様説明もしやすい
もちろん冬も紫外線は厳しいのですが、イメージとしては夏にはおとります。
それでもこの販売戦略に

技術者の魂 と お金儲けの歪み

を感じざる終えません。HOYAって、本当に凄い技術者・知識者がいます。
だけど、です。

弱小の個人店の店長の意見なんて~だとは思うでしょうが、

そういうやり方が、どうしても私には 理解できない

ダメではないんです、夏だって調光が使えないわけではないんです。
もちろん私たち販売店は「夏は効果が薄いんですよ~」とは説明はしますが・・・

ちょっと 大人なのに子ども店長、腑に落ちません

でもやっぱりサングラスを含めて眩しさ・紫外線対策商品は夏に需要があるので、これはしかたない事なのかもしれません。


当店としては「絶対説明の上、販売」を心掛けます。

by koji-shibuya | 2010-05-30 17:24 | 眼鏡(雑事) | Comments(0)