Optician Pride  ~株式会社アビット 眼鏡事業部 代表 渋谷ブログ~

futamineue.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2011年 05月 25日

眼鏡屋の悩み

ウェルカムボードのテーマがこの度「趣味」で
「渋谷さん、趣味ってなんですか?」とキッズスタッフ竹田に聞かれ
飲酒」と即答すると、竹田・清水両名から「それはちょっと・・・」と言われた渋谷です。

出した飲酒以外の答えは是非店頭で、どうぞ。


さて、眼鏡屋同士でお話したことで、時々議題にあがる問題。
頂間距離。

一応、角膜頂点(目の表面)からレンズ後面までが12mmという基準はありますが、
ごく個人的には「少し短めにしたほうがよい」というイメージはあります。
理由はごく簡単で
視野や、重量の軽減、少し専門的な話だと網膜像大きさとかも関連します。

ただ、お顔の形もありますし、メガネの方も調整が困難なものもありますし
そもそも距離を変更すれば、度数がやや変わるので「当初からの度数設定が必要」
なわけです。

弊社のこどもメガネ専門店は処方箋を頂いてますので、
つまり検査時が12mmのはず
(これも、検眼枠をかけさせているのであれば"かなり注意して検査"しないと大変怪しい話、検査枠は基本フィッテイングできないです)

なので、当然作成やフィッテイングも12mmを目指します。
ただフレームによってはやや長めにとったほうが後々メリットがある場合もありますが、
これは光学的な話とは完全別個の話なので割愛。


で、色々書きましたが、頭の中では整理ついているので、あまり問題ではないんです。
現場で対応するってことです。

ただその現場で対応できない例があります。
それが「ボリュームがすごいマスカラ」もしくは「付け睫毛」

まだ私が新人か、それを少し卒業したて、ぐらいの頃。
すごいボリュームのマスカラ+付け睫毛をつけたお客さんがこられて、メガネを購入。
フィッテイングのとき、当然レンズに当たるので、かなり伸ばしてフィッティング。
で、度数が変わるため再検査。

そして加工が終わり、数日後のお渡しの時
ノーメイク
話を聞くと、「コンタクトがほとんどだから、メガネの時はノーメイク」
新人の私「ええええーーー??(大混乱)」です。

そりゃもう、その時の上司にすっごい怒られました・・・・。


つまり何が言いたいのかというと
●基本ルールはとりあえず念頭にはおく(この場合12mm)
●でもイレギュラーはありえる(顔の形や、睫毛の長さ、人工的な睫毛の場合も・・・)
●使用する時はどんな時かをよくよく聞く

これが検査にもフィッティングにも関連してくるわけです。

ただ、付け睫毛をしていない状態の顔を想像しながらのフィッティングは
超難易度(とういうより不可能?)なので

結局、現場で対応していくしかありません。

常に疑問に思っているのは「絶対12mm」って言う方は
・検査の時どういう検眼枠を使用していて
・お店にどういうフレームをおいていて
・ノーメイクの人しかこないの?
とか思います。

そうすると、大抵「渋谷は考えすぎだよ」と突っ込まれます。

by koji-shibuya | 2011-05-25 10:29 | 眼鏡(雑事) | Comments(0)


<< こどもメガネは眼科での眼鏡処方...      Shade R  進化するスタ... >>